SAQについて


SAQという名称は、スピード、アジリティ、クイックネスの頭文字(下記参照)に由来します。

低いハードルの上を機敏に連続で飛び越えたり、ハシゴ状の器具の上を素早く走り抜けるトレーニングを見掛けたことがあるのではないでしょうか?実はそれがSAQトレーニングなのかもしれません。

SAQトレーニングは、それまで 「スピード」 と簡単に片付けられた能力をS.A.Q.の要素に細分化し、そしてハードとソフトの双方から漸進的なトレーニングとして体系化したものです。

[日本SAQ協会Webサイトより一部抜粋]


Speed

[重心移動の速さ]

前方向だけでなく、横や斜めなど全ての方向が該当します。ストライドの広さとピッチの速さを改善する事が重要です。


Agility

[運動時に身体をコントロールする能力]

素早い方向転換や切り返し。①バランス、②プライオメトリクス、③COD、④コーディネーションの四つの要素で構成されています。


Quickness

[刺激に反応し速く動きだす能力]

静止状態、動きながらでも素早く反応し、動き出す事。リアクションタイムとムーブメントタイムに分類されます。



高空館道場では、空手道の武道としての根幹を重要視しつつ、現在ではスポーツとしての側面も強くなっているため「競技力向上」と「身体能力を伸ばす切っ掛け」として、幼少期から少年期に掛けたゴールデンエイジにスポットを当てた「遊びの中からの学び」をテーマとしたSAQトレーニングを取り入れています。

※「SAQトレーニング」と「NISAQ」は日本SAQ協会の登録商標です。